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ダイアリー2006

沼津のNPO法人「ESP」[2006.11.30]

JAMネットワークの活動をはじめて、たくさんの方との出会いがあった。
多くの刺激とエネルギーをいただき、ワクワクすることが多い。

その中で、今日ご紹介したいのは、沼津のNPO法人「ESP」というグループ。
以前講演会に呼んでいただいたとき以来、交流を持たせていただいている。

「ESP」は、英語(English)を学ぶ(Study)仲間(Peers)の略。
児童英語教育の内容提言を行政に働きかけたり、沼津市の小学校で英語活動支援を行うなどの活動をしているNPOだ。
代表の保坂さんは、児童英語指導歴38年。「児童英語が市民権をもたない氷河期から携わってきた」とおっしゃる児童英語教育のプロフェッショナルである。

こうした長年の経験の中から、保坂さんは「日本の子どもたちが自立した人間になるためには、セルファ=自己肯定感を育てることがぜひ必要」と、自己肯定感の育成をライフワークにされている。
ESPとJAMは、英語文化に触れた者という点、自己肯定感を育てることの必要性を痛感している点など共通項が多い。

保坂さんのブログ。
http://shareed.exblog.jp/#4556151

小学校児童英語教育の現場で善戦しながら指導している先生方、外国人教師の方々と多種多様な情報を共有する目的で開始したブログだ。

リンクにもアップしたので、ぜひご覧いただけたら、と思う。(S.T)

NHKラジオの収録[2006.11.10]

NHKラジオで、JAMの活動の一端が取り上げられることになった。

先日、幼稚園で年長児を対象にした「じぶん表現力教室」のクラスに収録のマイクが入った。
子どもたちは、マイクが入ってもいつも通りで、一安心。
前に出てきてもらって、ひとことずつ話す毎週お決まりの「今週のつけたし」もすいすい進む。

以前は人前に出て、まったく話せなかった子どももいたけど、全員がじぶんの言葉で話している。
そんな姿を見ていて、ちょっとウルッとしてしまう。

今週のレッスンは、先週から続けているロールプレイシリーズ第2弾だ。
夏休み明けから取り組んできた、「伝えかたの練習」の応用編。
レストランに出かけた、という状況設定でロールプレイを行った。

食べたいものをじぶんで注文する、つまり「レストランごっこ」
じぶんの伝えたいことをじぶんの言葉で話せる「度胸力」をつけることも狙いだ。

途中で、「もう売り切れちゃったんですよ」とか、「あっ、お水をこぼしちゃった」というアクシデントも盛り込んで、「応答力」のトレーニングにもなっている。

子どもたちはごっこ遊びが大好きなので、笑顔いっぱい。
「たった1回しかできないの?」なんて、せがまれるほど。
この楽しい雰囲気が、伝わるかな?

放送は今月23日。
みなさん、聴いてくださいね!(S.T)

未完了を完了に[2006.09.08]

タイムマネジメントの講義を受けていた時のこと。
気になっていることをそのままにしておくと、それがやる気を引っ張り、結局時間の浪費になる。気になっていることは、サッサとやっておいた方が仕事の能率があがる。「未完了を完了に」という内容になったとき、ある人がこんなエピソードを披露をしてくれた。

彼はその日、大事なプレゼンがあり、時間を気にしながら地下鉄を乗り継いで、プレゼンの会場に向かっているところだった。
ムシムシした暑い車内。

彼は、プレゼンも大事だったのだが、自分のHPの未完成が気になっていたという。
そんな時、乗り換え駅になり、目の前にパッと見えた広告が「自社の顔は自社のHP」的な表現のだった。
「うひゃ〜。痛いところをつかれたぁ」とつぶやきながら、彼は電車を降り、上の空で電車を乗り替えたのだった。そう、逆方向の電車に。

気づいたときは、2つもの駅を通過してしまい、慌てて降りたが、時すでに遅し。
結局プレゼンには遅刻するし、冷や汗と、暑さのための汗とでびっちょり。
「颯爽とプレゼンを決めようと思っていたのに、たんなるサウナ上がりのオヤジになっってしまったよ」

この話を聞いた私も、心の中で『うひゃ〜』と叫んでしまった。
未完了を完了にしなければ!アセアセ・・・(S.T)

人は見かけが肝心?![2006.07.24]

先日「人は見かけが肝心」というワークショップセミナーに参加してきました。
そこで行われたメインのワークは、1人の人を囲んで他の五人が、受け取る雰囲気からくるイメージだけで、その人の生活、行動を勝手に想像して述べ合うものでした。もちろんいいイメージの言葉で。
初対面同士で、その人の知識はまったくありません。
たとえば、ある男性に対して「毎朝、元気に牛乳を飲んでいそう」「部下から信頼されていそう」「きっと家事も分担して、友だち夫婦のよう」といった具合。頭に浮かんだ勝手なイメージをポンポン言っていくんです。
でもこれが、けっこう的を射ているんですね。
6人全部終えてみて、皆さん「80%以上がそのとおり!」とのことでした。
もちろん、着ている服装も多いにイメージ作りに関係しますから、その時々でイメージって変わるかもしれません。だからその日限定なんですが。
じっと見ていると、その人の「元気さ」や「行動の傾向」「人間関係での対応の仕方」なんかが伝わってくるんですね。にじみ出てくる。
「言葉」以外から伝わってくるノンバーバルなメッセージって、大事なんだなと思いました。
ちなみに私は、「アフリカのサバンナでもどこでも、思い立ったらフイと行ってしまいそう」「いくつになっても夢を追いかけていそう」と言われました。当たっているかな〜?(S.T)

思春期の子どもと、どうコミュニケーションしますか?[2006.07.12]

うっとうしい日が続きますね。
先週は、3日連続でワークショップ&講演会がありました。

神奈川県のある中学校で行ったワークショップには、思春期の子どもたちを持つ(中学校PTAだから当然!)母親たちが大勢集まってくれました。

ふだんお子さんに、どれだけ「愛情ある言葉」をかけているか振り返ったり、日ごろ感じている子どもの悩みを話し合うなどのワークをしました。

そして、思春期の子どもたちとコミュニケーションするには、「絆を深めるコミュニケーション」と「自立を促すコミュニケーション」の2本立てでかかわりましょう、というお話もしました。

昨今、子どもが親を殺めたり、家に放火したりといった、殺伐とした事件が続いています。
親の過度の期待が重荷になったり、いろいろな背景があるので一概には言えないけれど、親子でもっと風通しのいい会話があれば、惨事にはいたらなかったのではないかと思うのです。
こうした事件に、思春期の子どもを抱える親は、ますます不安をかき立てられるのではないでしょうか。

思春期の子どもたちを「腫れ物」として扱うのではなく、伝えることは伝えていきたい。そのために、どんなコミュニケーションとったらいいか。実践としてすぐ使える「気づき」を持って帰っていただけたのではないかと思います。

どの家でも何かしらの「やっかいの種」を抱えているーーうちだけではないんだ、と思うだけでも少しは心が軽くなるのでは?共通の悩みを話し合う場にもなったのでは、と思いました。

ご興味のある方、ご連絡下さいね(S.T)

幼稚園で、じぶん表現力レッスン始まる[2006.05.11]

今年度から、JAMの幼稚園クラスがスタートします。
週一回幼稚園に出向いて、40分の「じぶん表現力」レッスン。
これまで単発や数回シリーズのレッスンは数多くしてきたけれど、年間カリキュラムを組んでの実践は初めての試み。

連休明けの火曜日に、年長さんの子どもたちと初顔合わせしました。
「おはよ〜ございま〜す」
「よろしくおねがいしま〜す」
元気なあいさつができる、しっかりした子どもたちでした。

メインで講師を担当するメンバーのIさんも、
「40分は園児にはかなり長時間なのに、子どもたちが集中して聞いてくれた。すばらしい!」
Iさんが、80分(40分を2クラス)ノンストップで頑張れたのも、この子どもたちのパワーをもらえたからかもしれない。

これから1年、ご家庭や幼稚園の先生たちと協力しながら、子どもたちの日本語力やコミュニケーション力が少しでも伸びていくよう、ベストを尽くしていきたいと思う。(S.T)

雨上がりの公園[2006.04.25]

午前中は、激しい雨が降っていたのに、午後からは青空がすがすがしくなった。
原稿と雑用を片づけて、さきほど犬と一緒に公園にお散歩に行った。
池のまわりには桜をはじめとして木々が生い茂り、咲き始めたばかりのツツジの鮮やかな赤、ピンクが彩りを添える。柳の枝が水面までまで届き、風に揺れている。
キラキラと春の陽光が輝く池には、すい蓮の葉が浮かび、水鳥たちが遊んでいる。
この光景!どこかで見た・・・
あれ?フランスの田舎町ジヴェルニーにあるモネの生家みたい!(なんてね!)
モネは日本美術のファンだったために、庭園にはヤナギやフジの木を植えて、日本の庭園の趣があったからかな。
ちょっとした旅行者気分を味わいながら、ベンチでのんびり一休み。
これから、いい季節になりますね。
みなさん、GWはどのようにお過ごしになりますか?
今年のGWは、長期の休暇になる人も多いとか。私は、たぶん遠出はなしで、今日のような過ごし方になりそう。(S.T)

電車の中で[2006.04.21]

今日久し振りに、通勤通学の人々でごった返す電車に乗った。
車両の、中の方に押されて進んでしまった。混雑しているけれども、ぎゅう詰めではないのでカーブを曲がったりブレーキをかけるたびに、前へ横へ大揺れに揺れる。倒れないように、私は、必死で足を踏ん張っていた。
そして、吊革を探した。
すると。
目の前に、2つのつり革を独占している高校生らしきの男子がいた。
両腕を1つずつつり革にあずけて、ぼんやりとした目で窓の外を見ていた。耳にはめたイヤホーンからはカシャカシャと音楽が聞こえてくる。
混雑する車内で、回りの状況は彼にとってまったく眼中にない。
『この子は、気がつかないのかな』
3度目に、つんのめりそうになったとき、意を決して、言ってみた。
度胸力だ。
「あのぉ〜、つり革を1つ譲っていただける?混んでるから」
彼は、こちらをチラッと見て、
『しかたがネーナー』とといった感じで、譲ってくれた。
「ありがとう」と言ったけれども、彼からの反応は私をにらみつけた目だった。
彼には、「ずーずーしいオバサン」に見えたかもしれない。
でも、「まわりの状況に配慮する」ということ、彼に気づいてほしいなあ〜、と思ったのだ。
ほんとうは自分で考えてほしい。
でも、気づかなければ、どこかでだれかが伝えていかなければいけないことだ。
学校の規則や文部省の道徳としてではなく、その役割はやはり親なのだと思う。
あるいは、周囲の大人なのだと思う。
「口うるさい親」や「おせっかいな大人」が、今必要なのではないかな、と思っている。(S.T)

「わかっちゃいるけどほめられない!」が文庫になります[2006.04.11]

「わかっちゃいるけどほめられない!脳を育てる『ほめる表現力』」(宝島社)の文庫化が決まり、改訂作業を終えたところ。宝島文庫から5月中旬に発売されます。
2004年当時と、状況が変わってタイトルや内容を若干変えました。
文庫は「頭のいい子が育つ親が言っていいこと悪いこと」というタイトルになります。
親が子どもを受け入れて、肯定的な言葉をかけよう!という内容は変わらないのですけど、親の言葉かけしだいで、子どもは変わる。頭のいい子になる。「親子のコミュニケーション」が大事ですよ〜といった切り口で、修正を加えました。
で、娘たちに「頭のいい子・・・」というタイトルになった、とメールを送ったら、「・・・」。
言葉が出ないようです。
わが家の場合、「わかっちゃいるけどほめられない!」の方が、ピッタリくるんですけど、ね。(S・T)

桜見物[2006.03.30]

横浜では、桜の花が満開!
近所の公園に、犬を連れてせっせと出かけている。
うちからすぐ近くに、公園が2つある。
どちらも小さな公園なのだけれど、まん中に池があって、そのまわりに木々が茂り池にはカモや鳥たちが遊んでいて、なかなかなのだ。
冬には釣り人がいたりする。
おとといと昨日は、K池公園に行った。
池のそばまで桜の枝が垂れて、水面に写る桜の美しいこと!
犬そっちのけで、「きれい〜、きれい〜!」と感動していた。
近所でこんなに楽しめて、おトク気分。
感動したので夫に
「桜が見ごろだから、今日の帰りは駅まで車で迎えに行くよ!夜桜見物しない?」
って、メールを送った。
忙しいらしくて、メールなし。
11時頃、「ただいま〜」夫が帰ってきた。
「あれっ?メール送ったけど見なかった?」と私。
「見たけど、疲れているから。おまえはいいなあ」
「・・・ごめん。ヒマで・・・.」
忙しいかもしれないけれど、今が桜の見ごろ。
ちょっと立ち止まって息抜きしてほしかったんだけどな・・・。
まぁ,いいか。
今週末にお花見パーティがあるし、週末に存分に楽しんでもらおう。
それまで、桜散らないでね!(S.T)

雑感[2006.03.27]

目の前を、3才位の男の子が歩いていた。
すってーん!
前につんのめって、勢いよくころんだ。
ちょうどホームベースに飛び込んだ走者のごとく、逆エビスタイルの見事な(?)転び方だった。
『痛かっただろうなあ・・・』
けれど、その男の子は泣かなかった。
『偉いなあ〜。ガマンして』と、言葉をかけたくなっていると、男の子の後ろを歩いていた母親が、
「ほっらー!
だから、お手々をつないでいないとイケナイって、言ってたでしょ!
何やっているのよ!
言うことを聞かないんだからこうなるのよ。オマエは落ち着きがない。オマエはいつだって〜〜・・・」
クドクドと、「オマエの悪いところ」を言い始めた。
母親は言いたいことをひとしきり言い終えたあと、
「文句言っているんじゃないんだよ。オマエのためを思って言っているんだよ」
なんとなく、弁解するような感じでつけ足して、何ごともなかったように、手を引いて歩いていっていってしまった。
母親の口からは、子どもの気持ちをいたわる言葉は出てこなかった。
たとえ心では思っていたとしても。
でも、こういうことって、私にもあると思った。
私ならきっと、
「泣かずに偉かった!」と言ったかもしれない。
それだって、けっして子どもの気持ちに添った言葉ではない。
『ガマン強い子どもになってもらいたい』という、こちらの気持ちからだ。
子どもがガマンした瞬間をとらえてほめたたえることで、その強さをさらに定着させたいという、大人側の価値観なのだ。
そのお母さんにしても私にしても、
痛い思いをした「本人の気持ち」が抜け落ちている。
「痛かったねえ〜。大丈夫?」
子どもの気持ちを、まず受けとめてあげることが必要なんだ、とつくづく思った。(S.T)

荒川静香効果[2006.03.13]

荒川静香の金メダルで、トリノオリンピックのフラストレーションから開放された。ピアスだの指輪だの経済効果も相当らしい。
我が家の荒川効果というと…その夜、夕食を終えた家族で久しぶりにテレビの周りに集合した。その日、トリプルアクセルを飛んだ級友の話、学校や職場での話題が荒川金メダル一色だったこと… 愛犬までイナバウアーをさせられて久しぶりに暖かな笑いに包まれた。息子は高2、娘は中1と成長し、親と一緒にテレビを見ることも少なくなった。
「何を考えているんだろう?」と漠然とした不安に囚われることもある。
興味のありそうな話題をふっても、「アツクなるのはカッコワルイ」とでも思っているようなクールな子どもたち。もはや共通の話題を探すのはもはや不可能か…とも思えていた。
そんな私たち家族に、荒川静香は大いに話題を提供してくれた。荒川静香、工藤静香、亀井静香のスリーショットに爆笑し、荒川金メダル!の瞬間にさりげなく彼女の背後に写っていたのは、目立ちたがりの一般イタリア人(?)という息子の想像も楽しかった。荒川静香さん、あなたのお陰で私たち家族は幸せなひと時を一緒に過ごすことができました。心からありがとう!(K.S)

島田紳助に学んだ?[2006.03.05]

つい最近見たテレビで、あの島田紳助が言っていた。
自分のトークが冴えているのはあることをしているからだ。
それは、いい話を聞いたときは、その話を最低3人に聞かせるように心がけている、というのである。
同じ話しを続けていると、3回めには余分なものがそぎ落とされ、要点がまとめられて、すっきりとした話しになるというのだ。
そういう話をたくさん心の引き出しにしまっておいて、気持ちに応じて出していくそうだ。
個人的には好きな人物ではないけれど、ゲストとの軽妙なやり取りが巧いなあ、と思っていた。
やはり、そういう努力が基となり、ゲストや視聴者を沸かせるトークが生まれるのだ。聞いた話をもう一度言葉に出して言い直してみることは、とても大事だ。
「わかった?」
「うん」
「ほんとうにわかったの?」
「うん、わかったよ」
というのが子どもとのやりとりでよくあるパターンだが、やっぱりわかっていなかった、
「だから聞いたのに・・」
「その時はわかった気がしたんだもん・・・」
と険悪ムードになってしまうということが多々ある。
用事を頼んだとき等はもう一度内容を言わせてみる、勉強はきちんと復習をさせるということを親も心がけることだ。
そうすれば、思い違いや誤解がなくなり、成績もあがり(?)きっと親子ともどもハッピーになる、はず。
(M.S)

下流社会[2006.02.13]

「下流社会」という本を読んだ。
最近、話題になっていた本だ。
 一億中流社会と言われていた日本だが、これからは階層化が進み、上流と下流の二極分化が進む時代になる、と筆者は言う。
ここでいう「下流」とは、「下層」ではない。食うや食わずの困窮というのとは違う。
下流とは、「意欲」の低さなのだ。
働く意欲、学ぶ意欲、生活意欲、つまり人生への意欲が低いことから、その結果として所得が上がらず、未婚のままでいる確立も高い。
そしてその差は、コミュニケーション能力にも表われる。
「上」の男性は、性格が明るく、人付合いがよく、気配りができて、実行力があり、依存心が弱く、「下」の男性はその逆だ。
引きこもり研究者として知られる精神科医・斉藤環氏も、
「勝敗を決定づける軸の一つは、あきらかに『コミュニケーション』・・・略・・・コミュニケーションが苦手と思わされてしまった子どもは、早々と自分自身を『負け組』に分類してしまう」(斉藤環『「負けた」教の信者たち』)と語る。
「勝ち組」と「負け組」・・・
この言葉に心のざらつきはあるのだが、生きる力としてのコミュニケーション能力が、急速に関心を持たれている。
そんな矢先、某有名私大で就職のため、親向けに「子どもを下流にしないために」というセミナーがあったと、友人から聞いた。(こういったセミナーが、大学生を持つ親を対象にあること自体、驚きだ!)
そこで言われていたことも「コミュニケーションの必要性」だったそうだ。
生きる力としての「コミュニケーション能力」の大切さが、いろんなところで言われはじめているのは、それはそれでいいことだと思う。(S.T)

NHKラジオ出演の反響[2006.02.07]

先日、NHKラジオ6時からの番組「ラジオ夕刊」に生出演して、「育てたいじぶん表現力」というテーマで、JAMネットワークの活動のきっかけや、私たちの思い、提案しているワークなどについてお話しさせていただいた。

 さすがNHK!北海道、長崎、徳島・・・日本全国から、メールや電話をいただいている。
これからの子どもたちには「言うべきことは言って、堂々とコミュニケーションできる力を身につけてほしい」という私たちの思いに共感したと、応援のメッセージが届いている。

ある開業医の先生は、
「診療中でも、自己表現が上手くできなくて・・・自分の推定ばかり話して、なかなか、どこが悪いのか話せない人が多いです」とのこと。

3人のお孫さんに「じぶん表現力」をつけさせたいから、JAMの本を購入して本をプレゼントするつもり、とおっしゃっていたご婦人もいた。

また、営業職という男性から「言葉という道具の限界を見きわめながらも、言葉によるコミュニケーション教育は必要。JAMの考え方と活動に賛成する」と力強い言葉をいただいた。

こうやって生で応援をいただくのは、ほんとうに励みになる。
ありがとうございました!(S.T)

犬とのコミュニケーション[2006.02.04]

私を知っている人はたいてい「まさか!」というのだけれど、犬を飼い始めた。
トイプードルとミニチュアダックスのミックス犬。
色は黒。生後半年の女の子だ。
 自宅で仕事をしていることが多い私にとって、彼女は夫よりも近い存在だ。いっつも、べったりとくっついて暮らしている。(今も膝の上で寝ている)
 飼い始めた頃は「バウリンガルが欲しい〜」と思ったのだが、3ヶ月たった今では、ちゃんとコミュニケーションがとれるようになった。
「食べ物をちょうだい!」というときは、上目遣いにこちらを見ながら、私のモモのあたりを前足で必死にかきむしる。
甘えたいときは、グゥ〜、グゥ〜という声を出す。
すねているときは、部屋の隅におもちゃを持っていって、ワザと知らんぷりをする。
彼女の「じぶん表現力」は、少しずつ向上している。
何年かたてば、もっと高度なコミュニケーションができるかもしれない。
楽しみだ。(S.T)

大変だなあ![2006.01.23]

 5年生対象の作文の授業のゲストティーチャーに招かれたので、その小学校に打ち合わせに行った。
 先生から説明をうかがいながら、『今の子どもたち、なんか大変だなあ・・・』と、しみじみ思ってしまった。
 その単元は「書くこと」
 まず、こんな例文が載っている。例文の内容をかいつまんでいうと、
「わたし」が散歩の途中犬の糞が落ちているのを見て、父のアイデアでポスターを作り近隣に配ることにした。1ヶ月くらいしてみたら糞がなくなっていた。「勇気」を出すことの大切さと、みんなの「協力」の大切さを、「わたし」は考えた。というもの。
 とても正しくてすばらしい行動と考え方なんだけど、いかにも道徳的でカタクルシイ。
『これを読んで、子どもたちは書きたい!という気持ちが湧いてくるだろうか・・・』
 まあ、例文はそれとして、問題は「目標」                だ。
「効果的に伝わる構成の工夫」
 たとえば、読み手を惹きつけるように会話文で書き出したり、文末に意見をはっきり書く、意見と感想を分けて書くなどなどの、「工夫」=テクニックが紹介されている。
 これって、かなり高度じゃない?
 「効果的に伝わる構成の工夫」は、プロの書き手たちが、日々悩んでいることだ。
 私にとっても、、「感じたり意見を持ったことを、組み立てを考えて効果的な表現で書く」ことは、追求テーマの一つだ。
  もしかしたら、今の小学生はいろいろ学んできているのかもしれない。大人がタジタジするような文才のある子どもだっているだろう。
 でも、ソボクな感想として、ムズカシすぎる!
  それに、こういうやり方で書きましょう、とても上手な文章を書けますよ、というのは、 「上手に書く」ということが、目標になっているのではないか。
 「上手に」「キチンと」「正しく」・・・ん〜、大変だなぁ
 こういった「上手に」「キチンと」「正しく」にかたよりすぎていると、私だったらおもしろくない。
 書きたい!っていう気持ちにならないよね。
  説明してくださった先生もため息をついて、
「子どもたちから、もっと素直な心情を引き出したいんですけど・・・」と、言われた。
 先生たちも、感じていらっしゃる。
 日本の教育の「上手に」「キチンと」「正しく」主義って、何とかならないだろうか・・・(S.T)

あけましておめでとうございます[2006.01.04]

あけまして おめでとうございます。
今年も よろしくお願いいたします。
2006年が皆さまにとって、充実したすばらしい年でありますように!
お正月はいかがお過ごしになりましたか?
JAMが「じぶん表現力」普及活動をはじめて、今年で4年目に入ります。
多くの皆さまに応援していただきながら、JAMはささやかですが一歩ずつ進んでまいりました。
昨年は、2冊の本を上梓しました(「じぶん表現力」の新ジャンルに挑戦!)
8月に出版した「じぶん表現力エクササイズ」(アルク)は、「日本語でコミュニケーションする力を身につけることが、英語力のベースになる」という考え方が柱になっています。私たちの海外で過ごした体験から、実感したことです。
この本は、英語教育にかかわる方たちから、共感や賛同のお言葉をたくさんいただきました。
幼児の英語教育が盛んですが、土台である日本語のコミュニケーション教育こそ重要・・・と、思っています。
そして、10月には「十代で育てるじぶん表現力」(主婦の友社)を出版しました。
本書には「思春期の子どもとどうコミュニケーションしたらいいか」について答える、「具体的なやりかた」「即!使えるフレーズ」をたくさん載せています。
また、ワークショップや講演会に呼んでいただき、東京・神奈川・大阪・静岡などいろいろなところに出かけました。
とくに「親子参加型」のワークショップでは、子どもの成長ぶりがはっきりわかって、「じぶん表現力」トレーニングの効果を実感しました。
近年、携帯メールやインターネットといった、バーチャルなコミュニケーションが増殖しています。
メールはとても便利ですが、コミュニケーションの基本はやはり「対面して話すこと」だと思うのです。メールの文面からは「相手の声の感じ」「表情の動き」「その人の雰囲気」は読み取れません。
人と人とのコミュニケーションは、会って目を見て話すことが大事だとつくづく思います。
JAMネットワークは、今年も「家族のコミュニケーション」と「面と向かって話すこと」の大切さを、多くの方々にお話ししていきたいと思っています。
2006年も、引き続きJAMネットワークをよろしくお願いいたします。JAMネットワーク一同