娘がアメリカンスクールの1年生になった時のことです。
先生からお手紙が来て「これから2週間かけて『恐竜』(Dinosaurs)ついて勉強します。」と書いてありました。
「あら、楽しそう!」なんて思っていた私は、毎日娘が持ち帰ってくるプリントを見てびっくりしました。
どの教科も『恐竜』に関することなのです。
算数のプリントは、恐竜の絵での足し算。「恐竜2頭がいて、恐竜3頭がやってきたら、全部で何頭になるでしょうか?」
国語(英語)の授業では、「もしも、私のペットが恐竜だったら」というテーマの作文。
美術ではもちろん恐竜の絵。
廊下には、恐竜の体の長さがテープで貼ってあります。
娘はお迎えに行った私に、廊下の端からテープをたどって歩いてみせて「こ~~んなに大きいんだよ!」とうれしそうに教えてくれました。
最後の日には音楽室での発表会。全員で「恐竜ブギ」を踊りつきで大合唱しました。
そして、図書館には恐竜のぬいぐるみが飾ってあり、そのコーナーには恐竜に関する本ばかりが置かれていました。
毎日とても楽しくて、娘は恐竜についてもっともっと知りたい!調べたい!と思うようになったのは言うまでもありません。これなら1年生でもどんどん調べていけます。
教科の枠を越えて、一つのテーマを学習する。
こどもの好奇心をくすぐり、もっと知りたいという向上心をあおり、
「知らないことを知ることは楽しいこと」という気持ちを子どもたちに芽生えさせる――学校のカリキュラムに感心した2週間でした。
(M.S)
